こんにちは!
先日、ふとスマートフォンの古い写真を見返していたら、私が人生で「初めて販売した製作キット」の写真が出てきました。
それは、梅雨の時期に向けた「てるてる坊主の壁面飾り」でした。
今の自分が作った作品や写真のクオリティと比べると、正直……
「おいおい、よくこれで売ろうと思ったな自分!😂」と恥ずかしくなってしまうような出来栄えです(笑)。
でも、その拙いてるてる坊主の写真を眺めているうちに、当時の記憶が鮮明に蘇ってきて、なんだか鼻の奥がツンとしてしまいました。
なぜならあの頃の私は、本当に、本当に必死だったからです。
「家族4人を私の扶養に」
突然訪れた人生のピンチ当時の我が家は、まさに激動の渦中にありました。
夫が突然、仕事を辞めたのです。
下の子はまだ3歳くらいで手がかかる時期。私はパート勤務。まだ残っている住宅ローン。
一瞬にして、家族4人の生活が、私のパートの肩にずっしりと乗っかってきました。
家族全員を私の扶養に入れ、「私が倒れたら、この家は終わる」というプレッシャーと毎日戦っていました。
「何かしなきゃ」「私にできることは、他に何かないの?」
夜、子どもたちが寝静まった後に、布団の中でスマホを握りしめ、必死になって探したのが「副業」という道でした。
独学、研究、そして生まれた「最初の1点」
最初は、手探り状態でした。
フラワーリースを作ってみたり、素材のパーツ販売をしてみたり……いろいろ挑戦したものの、正直、最初は全くうまくいきませんでした。
そこで私は、メルカリで大人気になっている作家さんたちのページを、穴が開くほど研究し始めました。
*どうしてこの写真はこんなに魅力的に見えるんだろう?
*紹介文には、どんなことが書かれている?
*この商品が売れている本当の理由はどこにある?
売れている人の工夫をとにかく分析して、真似して、試行錯誤を繰り返しました。
そうしてようやく形になって出品したのが、あの「てるてる坊主」だったのです。
それが初めて売れた瞬間のことは、今でも忘れられません。
スマホの通知が鳴り、画面を見たとき、体中に鳥肌が立ちました。
「パート代以外に、私の力だけで、新しい収入を作ることができたんだ……!」
それは、ただのお金以上の
「私だって、やればできるんだ」
という大きな、大きな自信の光でした。
完璧じゃなかったけれど、あれが私の「第1歩」
今の私から見れば、あのてるてる坊主は改善点だらけです。
「もっと写真は上手に撮れるし、デザインだって今ならこうするのに……」って思います。
でも、あの頃の私にとっては、あれが間違いなく「精一杯の完璧」でした。
不安で押しつぶされそうな中で、泣き言を言わずに、勇気を出して一歩を踏み出した証そのものでした。
世の中、最初からプロみたいに上手な人なんていません。
最初から「絶対にいける!」と自信満々で始める人だっていません。
みんな、最初は不安に震えながら、泥臭く試行錯誤を繰り返して、少しずつ少しずつ成長していくのだと思います。
あの拙いてるてる坊主がなかったら、今の私は絶対にいません。
副業で得たあの経験も、「最悪の状況でも、やれば何とかなる」という強い自信も、すべてが繋がって、今の児童福祉の現場を回している私を支えてくれています。
昔の作品を見て「恥ずかしい」と思えるのは、あの頃の自分より、今の自分が少しだけ成長できた証拠。
写真の中の、ちょっと不格好なてるてる坊主を見つめながら、心の中でそっと声をかけました。
「あのとき諦めずに踏ん張ってくれて、ありがとう。本当によく頑張ったね。」
もし今、何かを始めたくて悩んでいる方がいたら、完璧じゃなくてもいいから、かっこ悪くてもいいから、まずは「最初の1歩」を踏み出してみてください。
数年後のあなたが、きっと笑顔でその背中を褒めてくれるはずです😌


